赤ちゃんの生まれ持った”気質”について、ご存じですか?

「何でうちの子はこんなに人見知りなんだろう」

「すぐ癇癪を起すし、何だか心配…」

「ママにベッタリでいつも『抱っこ!』ってせがむけど、もしかしたら愛情不足?」

「いつも落ち着かなくてじっとしていられない。他の子はおとなしく出来るのに…」

そんな風に『うちの子』と『他の子』を比べてみたり、

「もしかしたら私の育て方のせいかも…」なんて自分を責めてしまったり、

時には子供が思い通りにならないことにイライラ…

ママの想いを無理強いしてしまって余計に悪循環…なんて経験、ありませんか?

実は私も、何度もそんな経験があります。

でもある時に赤ちゃんの性格に関しての考え方を変え、関わり方を変えてから、

気持ちが楽になり、より前向きな気持ちで子供と関われるようになりました。

さらに、子供もよりイキイキと、精神的にも安定して過ごせているような印象があります。

(ただ成長しただけかもしれませんが…w)

今回は、私が学んだ「赤ちゃんの個性と上手に向き合うコツ」をお伝えします!

赤ちゃんには生まれもった「気質」がある。

実は生まれてばっかりで「まだ何も持っていない」を思ってしまいがちな赤ちゃんも、

生まれながらにして、それぞれ異なる”気質”を持っているそうです。

気質とは、刺激に対する反応の仕方のことで、基本的に一生を通して変わらないものです。

気質がその人の土台にあり、そのうえに環境や体験によって性格が形作られていきます。

生まれたばかりの赤ちゃんでも、よく眠る子・よく泣く子…など、

様子が全く異なりますよね。これが”気質”の違いです。

また、同じように育てられたはずの兄弟姉妹(双子でさえも!)でも、

性格が全く違うこともよくあることですよね。

これも、生まれ持った”気質”が異なることによって、似たような環境や経験をしても、

反応の仕方・感じ方が異なるので、それによって形作られる性格も変わってくる、

ということですね。

環境や経験だけで性格の全てが決まる…と考えてしまうと、

「私のしつけが悪いせいで、こんなに落ち着きのない子になったんじゃ…」

なんてママは自分を責めてしまいがちですが、

「『生まれ持った気質』があるんだ。これがこの子の特徴なんだ。」

と考え方を変えられれば、少し気持ちが楽になりますよね。

赤ちゃんの気質を理解して、子育てをもっと楽に。

赤ちゃんには様々な気質があります。

ママが赤ちゃんの気質を理解して、尊重してあげることで、

赤ちゃんは居心地よく、ご機嫌に過ごすことができます。

赤ちゃんが機嫌よく過ごせれば、ママもリラックスできますよね。

さらに1番身近な存在であるママが赤ちゃんの気質を尊重してあげることで、

「赤ちゃんのありのままの姿」を認めることにつながり、

赤ちゃんの”自己肯定感”が育つと言われています。

どんな気質も、見方によって”長所”になったり、”短所”になったりします。

赤ちゃんの気質を尊重する、ということは、

赤ちゃんの気質を”長所として”前向きに捉え、

もともと持った気質がより良く生かされるようにサポートする、ということです。

ママはつい、赤ちゃんの”短所”にばかり目を向けて「直してあげなきゃ」と思いがちですが、

“気質”は環境や経験によって変えられるものではないので、

無理やりに変えさせたり、直させようとするのは無駄な労力でしかありません…(涙)

“長所”を伸ばすサポートに注力することがおすすめです。

赤ちゃんの気質は様々ですが、主に下記の5つのカテゴリで分類できると言われています。

  1. 反発力
  2. 行動力
  3. 粘り強さ
  4. 社交性
  5. 順応性

例えば、反発力の高い赤ちゃんは、”長所”として見れば自己表現が上手、感受性が豊か、ですが、

“短所”として見ると駄々をこねたり自己主張が強すぎる、となります。

“長所”をサポートするママの対応としては、子供が気持ちを表現した時に、

「嬉しいんだね!良かったね!」「楽しいね!」「悲しいんだね…」など

子供が気持ちを表現したことに対し共感し、

時には「教えてくれてありがとう」と伝える、などが出来そうですね。

行動力がある赤ちゃんの場合も、”長所”として見れば積極的で好奇心が強い、となりますが、

“短所”として見ると落ち着きがなく、危なっかしいとなるかもしれません。

“長所”をサポートするママの対応としては、

「これを見つけたんだね!」「触りたいんだね!」「面白そうだね!」

など、子供の興味や気持ちに寄り添い共感する、などが良さそうです。

そのうえで、あまりにも駄々をこねてわがままが過ぎる時、

危ないことをしていて怪我をしそうな時は、

「でもお友達のことを叩く、お友達は痛くて悲しい気持ちになってしまうよ。

“嫌”という気持ちはお話して伝えようね。」

「これは危ないから触っちゃダメだよ。こっちで遊ぼうね。」

など、赤ちゃんの気持ち・感じ方(=気質)を否定せずに、

正しい表現や行動を伝えてあげられると、さらに良さそうですね。


いかがでしたでしょうか。

子供と一緒に過ごす時間が長いママはつい、

子供の”短所”にばかり目を向けたり、直させようと一生懸命になって、

子供が癇癪を起こしたり不機嫌になってしまったり、悪循環に陥りがち。

でもどうにも変えられない”気質”があると分かっていて、それを尊重する方法が分かれば、

もっと子供もママもリラックスして過ごせそうですね。

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